住宅改修に介護保険を利用できる6つの条件

住宅改修の目的

事故の防止

自立の支援

介護の負担の軽減

介護保険の住宅改修費は要支援1・2、要介護1～5の
どの段階であっても一律20万円の定額です。

支給限度額の20万円は、一人生涯一度きりで20万円の範囲内であれば分割して利用できます。（今年はトイレに手すりを、来年には浴室に手すりを…といったことも可能です。）介護度合いが3段階以上あがった場合、引っ越しをされた場合はリセットされ、もう1回20万円までの支給を受けられることになります。

利用者は所得などで決められた負担割合に応じて、
工事にかかる費用の1割から3割を自己負担します。

介護保険の制度を利用する場合は、お住まいの市町村に事前に届出申請、事後に届出申請を届け出る必要があります。オープルでは専門の相談員が一人ひとりの心身の状態にあった住宅改修のご相談から、市町村への届出申請、後のメンテナンスをすべてお手伝いいたします。

介護保険の給付対象の改修工事

住宅改修で手すりを設置することによって転倒などケガの予防になります。また出来なかった動作が手すりによってできるようになることもあります。手すりは自宅で生活していく中で、「動作の助け・けがの予防」となる重要なものです。

歩くときのふらつきなど、支えてくれます。視力が落ちている方、朝方暗いうちなどの伝い歩きを補助してくれます。

浴槽へのまたぎ時や、立ち座り時に手すりがあることで、浴室内を安全に移動できます。

居室、廊下、トイレ、浴室、玄関等の各空間の床の段差や玄関上がり框（かまち）、屋外などに段差がある場合には、段差を解消することをおすすめします。
浴室への出入りが不安な方は浴槽内のかさ上げなど負担を軽減することができます。
認知能力や運動能力が下がった高齢者の方は、ちょっとした段差でもつまずきやすく、そこから大きな怪我などの後遺症につながることもあるため、住宅改修での段差解消をおすすめします。

足元がすべって転倒したり、怪我を防ぐご利用者様の身長と動線に合わせた歩行の補助になる手すりです。

段差を解消することで、つまずいたり、怪我をしてしまうことを防ぐことができます。

筋力が弱まったり手先が不自由になったりしている場合には、自宅内の扉やドアを開閉しやすくする工事があります。
よくある事例では、ご自身でドアの開け閉めができるよう、ドアノブのある扉から引き戸・開き戸へ、または引き戸・開き戸からアコーディオンカーテンへ変更するなど、ご利用者様の状態に合ったドアに取り替えます。