義務化の延期とアルコール検知器のえらびかた
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アルコール検知器の使用義務化が延期!?
2022年4月に開始された白ナンバーにおけるアルコールチェック義務化
2022年10月からは検知器を使用したアルコールチェックの義務化が予定されていましたが
検知器の品薄などの実状を鑑み、2022年9月中旬に施行延期決定の発表がありました
実は、2011年に緑ナンバー車両へのアルコールチェック義務化が施行された折にも
震災の影響により結果ひと月の延期があったそうです
今回の延期はどれぐらいになるかまだ未定ではありますが
半導体の不足や材料高騰から引き続き品薄になることを想像すると
差し迫った駆け込み導入にならないよう、早めの準備することは
企業の責任として必須であると考えられます
義務化のなにが大変なの?
運転する前と運転を終えた後、どちらも確認する必要がある
ということは、その検査と確認を行う時間に
安全運転管理者を配置しなくてはなりません
確認作業のためだけに、管理者ひとりの工数を捻出しなければならないことが、事業所の課題となります
そこで弊社では、検査の確実性はもちろん、安全運転管理の負担を軽減できる、信頼できる商品・サービスとして、
アルコール検知器デバイス、その運用管理システムを選びました
アルコール検知器、どれを選べばいいの?
車両を5台以上(または11人乗以上の車両1台以上)所有する事業所が対象となります
※2輪車(原付を除く)は0.5台として換算されます
上図のとおり、従業員が社用車で外出する場合、
運転前の「チェック+管理者による確認」が必要、
帰社時(運転後)にも同様の「チェック+管理者による確認」が必要です
ここで、運用ケースを考えてみましょう
実際にどのような業務でどのような動きをするか?をイメージすると
どんな検知器を選べば良いかがわかります!!
ケース① 決まった時間に一斉に従業員が出動する
運送会社など、業務開始時間に数台一斉に出動する事業所では、
検査と管理者による確認作業の混雑が予測されます
このような場合には、短時間での検査と顔認証付きの自動ログ機能をもつ
BL-EXが最適です
事業所に設置できる据置型、
右下の吹付口に向かって息を吹きかける簡単動作で、
短時間に呼気中アルコール濃度を検知できます。
顔認証機能がついているので、記録の際の個人識別が容易になります
ケース② 直行や直帰をする/出動時間がバラバラ
従業員が直行・直帰する場合は、始業時・終業時のチェック+確認をするために
アルコール検知器を携帯し、検査時に管理者と電話やビデオ通話などで
安全運転管理者に連絡を取らなければなりません
検査・確認の時間が定まらないので、管理者を常に待機させるのは難しい、
こういった場合は、弊社営業部やグループ医療・介護施設でも導入している
「AUTH BrAC」をオススメします
携帯しやすい超小型の検知器デバイスBACTrackC8と、
顔認証スマホアプリAUTH BrACを連動させて
顔認証で本人確認ができるとアルコールチェックができる、
“なりすまし”を防ぐことができる、遠隔でも管理しやすい優れもの
有名アーティストのコンサートや大手企業などでも採用されている
実績と信頼ある顔認証システムで、しっかり確実に安全運転管理ができます
事業者/安全運転管理者の義務
実際に、アルコールチェックの運用を始めると、想定外の課題に気づきます
弊社営業部では4月、目視によるアルコールチェックがスタート、
グループ一斉導入で、アルコール検知器による確認が、10月から始まりました
あらかじめ用意している記録表に、都度必要事項を記入していくことに
まず「めんどくさ」さを感じたというのが正直なところ・・・
さらにその記録表は、一年以上保管しなければなりません
また安全運転管理者が都度対応しなければならず、
特に運転者の帰社を待たざるをえない状況をもどかしく感じました
また、遠隔での呼気中アルコール濃度確認に
どこまで管理者としての責任を持てるか?
万が一事故が起こって確認・記録が不十分だったとしたら?
という不安は否めません
運転者自身の責務は当然ですが、
安全運転管理されている車両によって酒酔い運転がされた場合、
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金(さらに事業停止などの可能性あり)
と定められた事業者(管理者)の義務をみると
管理システムの充実を図ることがいかに大切かがわかります
それぞれの事業所にマッチしたアルコール検知器と運用方法を選択しましょう
弊社では、今回ご紹介した管理システム付きアルコールチェッカーに加え
ログ機能のない簡易チェッカーのご用意もしております
まずはお気兼ねなく、お問い合わせください!!