災害に強い非常用LPガス発電機⑦ オープル本社屋上にて設置完工・試運転

Contents

非常用LPガス発電機  その7 設置完工と試運転

実際の停電を想定した検証 

2023年3月17日に据付けたLPガス発電機にガスボンベを接続し、4月9日(日)故意に停電を起こし、稼働を確認する試運転を実施いたしました。 故意の停電後、約5秒後に問題なくLPガス発電機が起動し、スムーズに電気が供給されました。5分ほど発電機を稼働させ、各所異常がない事を確認・検証し、試運転は滞りなく完了しました。

立会いのオープル社員による感想 

 ◎通常のディーゼル発電機に比べ、運転音が非常に小さかった。

 ◎停電後、数秒程度で発電機が起動し、非常にスムーズに電気が供給されることに驚いた。

 ◎ディーゼル発電機は煙が発生し臭いも気になるが、LPガス発電機はクリーンで臭いも気にならなかった。

 

LPガス発電機 Vs ディーゼル発電機  

 「防災用」に向く=ディーゼル発電機

    500kWなどの大規模な電力を出力。

  内部構造が複雑でメンテナンスが難点。  

      燃料(軽油)管理、大規模災害時の調達は難点。

 

  「BCP用」に向く=LPガス発電機  

     5kW~100kW程度の小~中規模な電力を長時間にわたり継続して出力。

     内部構造が簡素でメンテナンスコストが低い。

     燃料管理、災害時の調達が容易。

 

LPガス発電機とディーゼル発電機の特性比較  

非常用LPガス発電機の特徴

1.災害に強い! 

 LPガスはガスボンベやバルク貯槽などに保管しておき必要な機器に供給する、 設置した箇所ごとに独立して稼働する「分散型」エネルギーであり、長期間保管 していても経年劣化しない。 電力や水道などインフラが途絶しても単独で使用継続ができる。

2.国策における位置づけ「災害時の最後の砦」 

 LPガスを災害時エネルギー供給の「最後の砦」として位置づけ、備蓄の推進や中核充填所 の設備強化など「サプライチェーンの強靭化」を図ることが国策として決定されている。 (第5次エネルギー基本計画) 石油備蓄法でも「供給連携計画」により全国342か所の中核充填所にLPガスの備蓄を 義務付けている。

3.環境にやさしいクリーンなエネルギー 

 LPガスの燃焼時の二酸化炭素排出量が他のエネルギーと比べて少ない。

 

災害バルク助成金(国の補助金)について

※近年、競争激化なため公募早々に締め切られる状況が続いています。 

 助成の対象:避難が困難な方々が多数発生しうる施設 

  介護施設や病院、公共施設(公的な避難場所)などが対象

 助成率:2分の1(もしくは3分の2)

  助成率は、総額(発電機本体+工事費など)の2分の1。

  ただし、設置主体が中小企業の場合には、3分の2。

  (医療法人や社会福祉法人などは中小企 業に該当しない)

 助成の上限額:5000万円 リースとの併用も可能

  <他 助成金>

  自治体:地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金

  経済産業省:災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金

 

  地方自治体:地域介護・福祉空間 整備等施設整備交付金

  厚生労働省:医療提供体制施設整備 交付金

  中小企業庁:中小企業向 発電機補助金 

■ご興味をもたれたり、お問合せや、パンフレットご希望、助成金に関してのご質問、実際のLPガス発電機の見学希望など、他ささいなことでもお気軽にオープル営業部までご連絡下さい。メールでもご質問を受付けております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です